ゲートの出が悪い3番人気ペルーサのスタートに注目が集まりました。そのペルーサがこれまでにない絶好のスタート!
三浦皇成騎乗のトーセンジョーダンが逃げ、オウケンブルースリ、ヴィクトワールピサ、ペルーサと続きます。
1番人気ブエナビスタはいつもと同じく中段やや後方からレースを進めます。スローペースでレースが流れる中、4コーナー手前でヴィクトワールピサが逃げるトーセンジョーダンに並びかけ最後の直線に向かいます。
早めに先頭にたったヴィクトワールピサが抜け出し、その外からトゥザグローリーがいい脚で伸びてきますが、さらに大外から物凄い脚でブエナビスタが襲い掛かります。
ブエナビスタとヴィクトワールピサが並んだところでゴール!どちらが勝ったかまったくわからない大接戦です。写真判定の結果ハナ差でヴィクトワールピサが勝ちグランプリの栄冠を手にしました。3着にはトゥザヴィクトリーの子で14番人気のトゥザグローリーが入りました。
それにしてもブエナビスタの鬼脚はすごい迫力でした。スローペースで完全に先行馬有利の中、
唯一頭だけ後方から追い込み、とても届かない位置から差してきました。負けはしましたが、ブエナビスタの強さが印象に残った有馬記念でした。
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