中山競馬場のコースは、芝が内回りと外回りの2本あり、ダートは1本のみとなっています。芝Aコースを使用した場合、一周の距離は1,667mで、4コーナーを曲がってからの直線距離は310mとなっています。JRAの4大競馬場の中では最も直線距離の短い競馬場です。
全体的にコンパクトな作りの競馬場で、小回りのイメージが強いのですが、中山競馬場最大の特徴は、コース全体の高低差が5.3mもあり、ゴール前の急坂も高低差が2.4mあることです。
そのため、逃げ馬がラスト1ハロンから待ち構える急坂で脚が止まり、後方から来る差し馬に逆転される場面もよく見られます。
ダートコースは、一周の距離が1,493mで、コース全体の高低差は4.4mあります。芝と同じようにゴール前には高低差約2mの急坂があり芝と同様にタフなコースとなっています。
芝の発走距離は、1,000m、1,200m、1,400m、1,600m、1,800m、2,000m、2,200m、2,500m、2,600m、3,200m、3,600m、4,000m
ダートの発走距離は、1,000m、1,200m、1,700m、1,800m、2,400m、2,500mです。